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どうも!くまweb広報ノダです!
ウェブ制作をしているみなさん!
ウェブサイトをデザインする時に参考にするデザインってありますか??
多くの人は
「デザインリンク集」を見ているんじゃないでしょうか?
81-web.com
https://81-web.com/
webdesignclip
https://webdesignclip.com/
1GUU
https://1guu.jp/
SANKOU
https://sankoudesign.com/
デザインリンク集は日本中の優れたウェブサイトを集めた
かっこいいサイトのカタログみたいなものです。
ウェブ制作者にとってリンク集に載るのはめっちゃ嬉しいもので
僕も若かりし頃はデザインリンク集に載るために夜な夜な頑張っていました!
とはいえ!載るのは想像以上に難しいッ!
僕は結局ひとつも載らずにウェブディレクターになりました。。。。
そんなリンク集に凄まじい打率で掲載されつづける会社が熊本にあります。
非効率大好き制作集団モンブラン
実績の半数以上くらいがリンク集に掲載されるモンブラン
先程紹介したリンク集SNKOUさんは制作会社名が記載されているんですが、モンブランはこれだけ掲載されてます。
https://sankoudesign.com/?s=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3
ほぼ全部やん!
モンブランのウェブサイトには「非効率、大好き。」というくまwebのファーストビューに劣らない狂気的なキャッチコピーが掲載されています。
その理由は実際にモンブランの制作実績を見ていただければ分かります。
https://mont.jp/works/
もう、コーダーがお腹痛くなるようなサイトばっか。トップページのみならず下層ページに至るまで異常なつくりこみ。グラフィックのように自由なデザイン。
ウェブ制作に従事している人は分かるはずです
「モンブランのコーダーさんスキルもメンタルもすげぇよ。」ってね!
リンク集掲載のみならず様々な賞を受賞しているモンブランですが、
その狂気的なデザインを形にする「コーディング」にスポットライトがほとんどありません。
日本中のコーダーにスポットライトを当てるのがこのブログのミッション!
今回は「モンブランのコーダーさんにインタビュー」してみたいと思います!
モンブランを支える縁の下のふたり。
今回インタビューをするのはモンブランのコーディングやCMSの構築をメインで行っている二人!
大瀬良衣理さんと江藤覚さんです。
ふたりとも創世記からモンブランを支えているコーダーさんです。
そんな二人にモンブランの狂気的な作り込みをどのように実装しているかを聞いていきたいと思います!
Q01 モンブランでサイトをコーディングしていて他のサイトと比べて違うなーと思うことはありますか?
大瀬良
とにかく派生のつくりこみがすごいですねー
どのページもトップページ並の実装時間がかかります(笑)
江藤
ですです。ブレイクポイントが統一できないんですよね。
なのでフルレスポンシブでつくってると気が狂いそうになります(笑)
大瀬良
通常派生ページのレイアウトって統一することが多いんですが、ユニークで不規則で、亭主関白って感じですね。
、、、、、めっちゃ言うやん。。。のっけからモンブランさんからNGが出ないか心配になってきましたが続けていきたいと思います!
Q02 デザイナーから高難度のデザインが上がってきた時どんな感情ですか?
江藤
毎回「え?これどうやって組むんだろう?」ってなります。
大瀬良
わかるー!普通のサイトならテンション上げるために楽そうなデザインのページからコーディングするんだけど、全部難しいっていう。
江藤
モンブランのサイトは基本デザイナーさんにはコーディングのことを考えずにデザインしてもらってるんで実装するまで本当にできるかどうか分からないんですよね(笑)
なので一度すごい時間かけて実装して、その方法では出来ないことがわかってバラすみたいなことの繰り返しです。
コーディングのこと考えずにデザインできるってデザイナーにとっては最高の環境かもしれないですね。。。すげぇよコーダー。。。
Q03 高難度のサイトをコーディングしてて分からないことをどうやって解決してるんですか?
江藤
みんな一緒だと思うんですが、とにかく調べてトライアンドエラーを繰り返してます。
大瀬良
私も一緒、あんまり相談もしないかなー
江藤
相談せずに自力で解決することが多いですね。
大瀬良
モンブランのサイトの場合ユニークな実装が多いので、他の人に相談しても結局巻き込んで時間を取っちゃうことが多いんですよね。そもそも、聞くための前提を説明して理解してもらうのに時間がかかってしまうという(笑)
調べ尽くしてどうしても分からない時の最終手段として相談してます。
江藤
僕、最近Chat GPTに聞いたりしてます。
きちんと命令文打てればコード引っ張ってきてくれるんで解決スピードが上がりますね。
大瀬良
私は日本語サイトで見つからない時は英語のキーワードでググることが多いです。
コーディングの場合、海外サイトでも何となく理解できるので。コツとしては「ブログのタイトルになってそうな英文」で検索することです(笑)
Q04 一番コーディングが大変だったサイトは?
江藤
僕はトミーバースさんですねー
https://tommy-verse.jp/
とにかくパーツが多くて、そのひとつひとつが独自のアニメーションで動いていたりとトップページだけで1ヶ月くらいかかりました。
※ちなみに狂気的なコーディングの詳細はモンブランのブログにて書かれてましたのでご興味がある方はこちらから↓↓↓
https://mont.jp/blog/2944/
大瀬良
私は東亜不動産さんです。
https://www.toa-estate.co.jp/
コーディングというよりCMSの構築が大変で、検索システムや登録画面の作成など
設計から実装までとんでもなく時間がかかりました。
江藤
もうそれはコーダーじゃなくてシステム系のプログラマーの仕事ですよね(笑)
僕には絶対できないやつです。
大瀬良
確かに(笑)
WordPressを使うと結構色々作れちゃうので、気づけば複雑なシステム要件も実装できるようになってしまったよ。。。
Q05 どうやってここまでコーディングのスキルを上げることができたの?
江藤
僕は基本的に怠け者なのでモンブランの無理難題をこなしてる内に上がったんじゃないかと思います(笑)
大瀬良
私も一緒ですね。
自分で勉強するっていうよりモンブランから来た課題を乗り越えていく内にスキルが上がってる感じです。
ただモンブランって心理的な安全性が確保されているっていうか梯子を外されない安心感があるんですよね。
江藤
あー分かります。
実装が難しいサイトがきてもしっかりスケジュール確保してくれたり、技術的に難しい場合は分かる人をサポートにつけてくれたりしてくれますよね。
大瀬良
それにスタッフ同士がすごく仲がいいので、みんなが一生懸命デザインしてくれたものをしっかり実装して期待に応えたいって思っちゃいます。
江藤
僕も同じです。
コーディングの仕事が好き!というよりモンブランのみんなと働くのが好きって感じです(笑)
大瀬良
自分のためよりも人のためにコーディングするほうがスキルが上がる気がします。
Q06 コーダーってどんな人が向いてる?
大瀬良
感覚的な話になりますが整理整頓ができる人かなー
あとはやっぱり責任感がある人。
納品したあとのことも考えられるコーダーさんは素敵だなと思います。
江藤
「あたらしい物好き」の人は向いていると思います。
常に新しい技術が生まれてくるので古いノウハウに依存せず、どんどん試せる人が向いていると思います。
大瀬良
あと言語化が上手い人も向いてるというか大事なスキルだよね。
コーダーはコーディングが分からないデザイナーやディレクターとコミュニケーションを取ることも多いので、分かりやすく説明するスキルがないとトラブルになることが多い。
江藤
あぁ分かります。
とくに最近はチャットとか文章のやりとりがほとんどだから
すごく気を使いますね。
長文のメッセージは送る前にめっちゃ添削します(笑)
大瀬良
大事だねー
そう考えると「ビビリ」の人も向いてると思う。
スピードも大事だけど、それ以上に正確さの方が大事なので
リスクヘッジができる人は向いてるよね。
江藤
あと、柔軟さも大事です。
デザイナーとコーダーは全く別の仕事をしているのでお互いの考えや気持ちを理解するために柔軟な考え方で受け入れることが大事だなーと思います。
その心がないと絶対喧嘩します(笑)
Q07 なぜデザイナーじゃなくてコーダーを選んだんですか?
江藤
昔はデザインも頑張ってた時期もあったんですが、当時モンブランの中でコーディングできる人があまりいなくて、だったら僕がしたほうがいいかなって(笑)
大瀬良
江藤くん別にコーディングが好きってわけじゃないもんね
江藤
全然好きではないです(笑)
大瀬良
私は今でもデザインもしてますが、比率としてはコーディングの方が多いです。
昔はウェブデザインだけじゃなくロゴなどのグラフィックもしてたんですが、仮にコーディングとデザインで同じ難易度のものを作るとしたら、コーディングの方が早くできるって思ったんですよね。
あぁ私コーディングの方が向いてるなーって(笑)
江藤
基本意識が高いわけじゃないので、好きとか嫌いで仕事をしてないですね。
その時の課題をクリアしていくのに必死って感じです。
大瀬良
私は効率化が好きなのでコーディング向きなんだなーと感じることがあります。
デザインはどんどん深く掘り下げて追求していくイメージですが
コーディングはいかに効率的にしていくかを追求していくかなので。
江藤
デザインは答えないですもんね。
コーディングは仕様通りに実装できればそれが答えになりますし。
Q08 10年後コーダーの仕事はどうなってると思いますか?
江藤
ChatGTPなどのAIツールが急激に進化してますよねー
でも、僕はすぐにはなくならないと思います。
むしろそういったツールを活用することでより効率的なコーディングのスキームができるんじゃないかなーと。
大瀬良
確かにそういったツールを使いこなす人とそうじゃない人で効率にすごい差が生まれそうだね。
その場合、コーディングスキルも大事だけど言語化能力が大事になってきそうね。
明確かつ適切な命令文を書ける人みたいな。
江藤
ですね。スクロール1つとっても、どのくらいのスピードでどういったタイプで形やサイズなど事細かに指示しないと思ったようなコードを生成してくれないので、細かいデザインや動きにこだわるサイトになると下手にAIツール使うよりもスクラッチで実装したほうが早いってなりそうな気がします。
大瀬良
そう考えると10年後は二極化してるかもね。
簡単なコーディングをAIつかって全部組んじゃう人と
難しいコーディングをスクラッチで組む人で
江藤
僕らは間違いなく後者になるんでしょうね(笑)
Q09 モンブランのコーダーになってよかったですか?
江藤
こわい質問しますね(笑)
もちろん良かったです。
確かに胃が痛くなるようなコーディングが多いですが
モンブランに関わっている人がみんな好きなので
大瀬良
攻撃的な人がいないよね。
ほんと平和。
江藤
ふつうこれだけ大きな案件やシビアなコーディングやデザインだと
スタッフ同士で軋轢が生まれそうだけど、プライベートで土日遊んだり、夜中にみんなでゲームしたり
仕事仲間であると同時に友達でもあるんですよね。
大瀬良
いい意味で互いが依存していないというか、みんながある程度自己解決できる人ばっかりだから
仕事や責任を押し付けたりしないよね。それどころか助け合ってる感じがする。
江藤
ひたすら一人でPCと向き合う仕事なので、仕事仲間とのコミュニケーションがすごく大事だなとモンブランに入ってから再度感じました。
高い山に登るなら良いチームで。
モンブランのように超絶難しいコーディングのサイトを作る人達のイメージはもっと意識が高くてノウハウばっかりツイートしてる人って思いませんでしたか??
重要なのは「人」と「環境」だったんだなと感じました。
確かにスキルは大事です。
しかし、そのスキルを身につけるためには強い動機が必要になります。
あの人のために頑張りたい。
みんなに迷惑をかけないようにしよう!
期待に応えたい!
デザイナーの努力を形にしてあげたい
などなど
大事な人達と働くことは強い動機を生みます。
そして、その動機を支えるのが失敗が許される環境であったり
困ってる仲間を助ける文化だったりします。
全国にスタッフが点在しているくまwebでは、なかなかプライベートで遊んだりすることは難しいですが
良いチーム、強いチームをつくっていくために頑張っていきたいと思います。
全国のくまwebスタッフに会ってインタビューする企画なんていいかもしれないですね(笑)
それでは!また次の記事でお会いしましょう!
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