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みなさんお元気ですか?
くまweb広報ノダです!
前回の市田くんのサクセスストーリーが好評でしたので
今回もくまwebのスタッフへのインタビューをしました。
市田くんの経歴はユニークでした。
引きこもりから自衛隊へ、そして経験ゼロからコーダーの道へ飛び込む。
しかし、誰しもがそんなユニークな経歴を持っているわけじゃありません。
今日ご紹介するくまwebのスタッフは珍しい経歴があるわけでもなく
鬼のようなモチベーションで漫画の主人公のようなストーリーを描くわけではありません。
つまり
「普通の人」
です。
そんな彼女の物語を今日は書いていきたいと思います。
つまらないわけじゃないけど、楽しいわけでもない。
今日紹介するのは、この方。
くまwebコーダー「古田 葵」さんです。
「顔出しは、、、少し、、恥ずかしいですw」
とのことで狐のお面を渡したらかぶってくれました。
くまwebのメンバーになったのは2016年なので今年で5年目です。
中堅コーダーとしてバリバリコーディングをしており、社長の畑中さんからも
「古田さんは仕事が早くて正確で何より責任感が強い、うちのエースの一人です。」
と太鼓判を押されるほど。
それだけ称賛される古田さん。
さぞかしエリート街道を歩んできたって思いませんか?
実は違うんです。
小学校〜高校までは
学校は楽しくもなく、つまらなくものなく。
唯一やりがいを感じたのは部活で入った吹奏楽部。
かといって将来音楽関係の仕事につきたい!とかそういった夢につながるわけでもなく
高校に入ったら吹奏楽部も辞め、ギター部の幽霊部員として活躍する。
そんな古田さんに、人よりも優れている部分を挙げるならどこですか?
と聞いたら
「そうですね、、、、うーん、、、、小学生の頃マリオカートで負けたことがありませんでした。」
と返ってきました。
専門学校に入学するが、就活で失敗する。
特にやりたいことが見つからなかった古田さん。
高校卒業を間近に控えて、とりあえずいくつか専門学校を見て回りました。
そんな中で、web制作が学べる専門学校に入学することに決めました。
決め手は
「就職する時にいちばん潰しが効きそうだから」です。
そして、その専門学校こそが、僕が非常勤講師をしている学校で、
古田さんは僕がはじめて受け持つクラスの生徒でした。
その時の古田さんの印象は、
興味ある授業の時はちゃんと聞いてくれるけど
興味ない授業の時は秒で寝る子
という印象でした(笑)
成績はクラスの真ん中くらいでしたが
ほとんど就職活動をしてませんでした。
大丈夫かな〜っと思っていたら
あっという間に卒業シーズンに。
そう、古田さんは就職することなく専門学校を卒業してしまうのです。
一応、制作業に就いたんだけど。
就活に失敗した古田さん。
しかし、その後なんとか自力で制作会社に潜り込むことに成功します。
やっとウェブ制作の道が拓けるか!と思ったのもつかの間
web制作事業を始めたばかりの会社だったそうで、1日のほとんどを勉強や素材集めなどで過ごす毎日を送っていたそうです。
さらに悲劇がつづきます。
古田さんが素材集めをしている内に気づけば制作会社は「コスプレの会社」にクラスチェンジしてしまいました。
この時、2016年。
僕がくまwebさんと知り合い一緒に仕事を始めた時でした。
ちょうど、畑中さんから
「人手が足りないからコーディングできそうな人がいたら紹介してほしい」
と言われてて、就職しないまま卒業した古田さんに連絡をしました。
そこからはトントン拍子で話が進み、
気がつけば古田さんはコーダーとしてくまwebの一員になってしまいました。
なぜ、くまwebに入れたのか聞いてみた。
ここまで読んできた人は
「なぜ、古田さんはくまwebに入れたんだろう?」
って思ってるかもしれません。
前回の市田くんのような「むちゃくちゃ勉強した1年間」みたいなのがありませんし
学校でも優等生!って感じでもありませんでした。
なので、直接聞いてみることにしました。
Q.なぜくまwebに入れたとおもいますか?
古田さん「、、、、うーん。ちょっと分からないですね。」
Q.実は密かにコーディングの勉強されてたとか!
古田さん「いや、とくにしていなかったと思います。」
Q.入社当時の事とか覚えてます?
古田さん「、、、、、、わたし記憶力が悪くて。ごめんなさい。」
Q.実は天才肌なんじゃないですか?
古田さん「、、、、そう見えますか?」
Q.あ!コーディングが好きでたまらないとか!
古田さん「うーん。好きとか嫌いとか思ったことはないですね。」
Q.文系と理系はどっち?
古田さん「どっちも苦手です。」
質問するほどに、謎が深まってしまった。
僕は古田さんの謎を解明することにした。
なぜ古田さんがエースと呼ばれるまでになったのかを知りたくなった僕は考察を続けたところ、ある仮説にたどり着いた。
そもそも古田さんは仕事に対して「やりがい」や「情熱」を求めているわけではない。
おじさんたちが「今どきの若者は〜」って言われるタイプだ。
しかし、「やりがい」や「情熱」は全員が必要なのだろうか?
僕は、ふと思い出した。
古田さんは学生時代、特に情熱や意識が高い方では無かったけど、課題は必ず出していたしコーディングに関してはクラスでもしっかり出来ていたのだ。
センスが必要なクリエイティブと違い、コーディングはコツコツ努力できる人が着実に上手くなる世界だ。
古田さんは少年マンガのような情熱的な努力ではなくて、
「普通の人」として一歩ずつ分からないことが調べて実践から学んでいったんだと思う。
つまり「最強の普通」だ。
そんな古田さんに「仕事をする上で気をつけてることってありますか?」と聞くと
「納期を守ることです。」
と返ってきた。
この回答に古田さんの真面目さが表れている。
目の前のことを、ひとつひとつ。
くまwebでは、ひっきりなしにコーディングのお仕事が来ます。
入社当時は大変だった仕事も、目の前の案件に集中してひとつひとつクリアしていくことでスキルアップしていったそうです。
やりたいことが見つからず、
優等生でもなく、
ヒリヒリするような努力をしたわけではないかもしれません。
でも、そんな普通の女の子が
バリバリコーディングができるようになって同年代の男性よりも給料を貰えるようになるって、すごい素敵な仕事だと思いませんか?
最後に、古田さんに
これからコーダーになりたい人、目指す人へのアドバイスを聞きました。
「わたしは、そんなにコーダーになるための努力をしたわけではありませんが、分からないことがあれば調べて、ひとつひとつ理解することで出来ることを増やしていきました。
コーディングのお仕事は、男性、女性関係なくスキルで評価してもらえる仕事ですし、在宅ワークが基本なので家事と両立もしやすいです。
実際、くまwebでは子育てしながらたくさんの案件をこなしてる方もいます。
もし、自分なんかができるわけないって思ってる人がいれば、わたしのことを思い出してもらえると自信がでてくるかもしれないです(笑)」
以上、くまwebコーダー 古田葵さんのインタビューでした!
くまwebには、他にもユニークなコーダーさんがたくさんいますのでまた紹介していきたいと思います!
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