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新しい記事だね

謎が深いエンジニア「山本さん」に迫ってみた。

Nov 15. 2024 / 161 views

みなさん。こんにちは。
くまweb広報ノダです。

わたくし、くまwebの広報をはじめて5年以上が経ちました。
はやいものです。

そんな日々の中でコーディングを頑張っているスタッフの皆さんからちょこちょこ聴くことがあります。
それは
「くまwebには困ったときに相談される神エンジニアがいる」
ということです。

ありがたいことにくまwebは年々成長していることもあり案件の規模や難易度も上がっています。
コーディングスキルだけでは対応できない難解なシステム構築といった案件も増えています。

そんなときに頼れる神エンジニアの存在。
気になる。

ということで、今回はそんなくまwebの神エンジニアにインタビューを敢行したいとしたいと思います!

 

神は八代にいる。


熊本から車で1時間ほど、八代の中心地から少し離れた場所に神が働く会社がある。
僕は恐る恐る会社のチャイムを鳴らした。
「あ、お待ちしてました〜どうぞ〜」
と現れたのはナイスミドル。
そう、株式会社CIEL(https://www.cielist.jp/)の山本さんだ。

実は、くまwebの忘年会などでよくお会いしていた山本さん。
しかし、僕は山本さんがどんな仕事をしているかほとんど話したことがなかった。
まわりのコーダーさんから「山本さんはやばい」という抽象的な印象しか聞いてなかったのである。

今日は根掘り葉掘り聞かせてもらいます!

 

なぜエンジニアになったのか?

ノダ:山本さんがこの仕事をやりたいと思ったきっかけってなんですか?
山本:そうですね。私は子どものころ乾電池と豆電球つないで遊んだり、ラジコンつくったりと典型的なオタク少年だったから(笑)
ノダ:いやいや僕も小学生のころはゲームと漫画ばっかりでした(笑)
山本:私も学生時代、友人とゲームをつくって遊んでましたよ!
ノダ:え?つくるんですか?
山本:はい。高専の在学中に出会った友人がいるのですが、二人でPCゲームを作って遊んでました。楽しかったなぁ。
ちなみに、まだyoutubeを検索するとプレイ動画が出てきますよ(笑)

山本さんが制作したゲーム

こちらは友人の小林さんがつくったゲーム

 

ノダ:ひぇ〜もうその時点で神感がありますね(笑)学校でもそういったことを学んでいたんですか?
山本:いえ、学校では情報電子工学科 という学部に入っていて電気回路関連とかその辺りの勉強が中心でゲームプログラミングは完全に趣味です。
とはいえ根本では繋がっている部分が多かったりします。

 

卒業後、東京の会社へ。

高専を卒業後、山本さんは上京します。
プログラマーになると思いきや、大手通信機器メーカーへ就職することになります。
そこでは、近距離無線システムやPHS(携帯電話の一種)の設計開発、近距離通信システムというAppleのAirTagのような仕組みの開発をされていたそうです。

時はまだ90年代SNSはおろかGoogleすら存在しない時代。
わからないことがあれば、先輩や同僚に聞き情報収集は図書館や専門誌を取り寄せて読んでいたそうです。
そう考えると今の時代、技術者にとっては天国のようですね。

1990年代〜2000年代は通信機器やテクノロジーが瞬く間に進化した時代でもありました。
新しい時代に向けて山本さんも20年働いた会社を退職し八代に帰ることになります。

 

親友と新しい道へ

八代に帰った山本さんを待っていたのは、学生時代一緒にゲームをつくっていた親友の小林さんでした。

小林さんは高専を卒業後、八代市役所へ就職し情報推進課という部署でウェブシステムをつくったりされていました。当時は「ごろっとやっちろ」という交流サイトを自作しウィキペディアに掲載されるくらい話題になったそうです。(検索すると記事がめっちゃ出てきました)

「市のSNSを一人で開発,オープンソースとして公開」
https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20050830/220314/

SNS化で復活した自治体サイト「ごろっとやっちろ」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/11/news042.html

そんな八代のレジェンドを山本さんは誘いCIELという会社で一緒に働くことになります。
少年マンガのような胸アツな展開!
とはいえ、学生時代プログラミングをしていた山本さんですが、
前職ではウェブサイトやシステム開発が専門ではありませんでした。
当時、インターネットインフラが整備され、企業がこぞってウェブサイトへ予算投下を行っていた時代です。
CIELさんにもウェブサイト制作の仕事がどんどん入ってきます。

そして、出会ったのが同じ八代の会社モンチッチ(後のモンブラン)代表竹田さんです。
その後、モンブランさんの紹介でくまwebの畑中さんと出会うことになります。
当時、くまwebもまだ立ち上げてすぐの小さな会社でした。
少数精鋭で頑張っていたので四六時中人手不足!

特にワードプレスの組み込みができる人は常時不足している状態だったそうです。
そこで、山本さんがワードプレスの組み込みをくまwebで教えてもらい、仕事を受注する流れとなったそうです。

短期間でWordPressを実戦レベルまで学ぶなんて普通なら無理な話ですが、
高専でバリバリプログラミングをしていた山本さん。
2~3ヶ月でWordPressとコーディングのスキルを取得し、くまwebと協業する関係になりました。

ここからくまwebと山本さんとの付き合いが始まるんですね・・・
そしてその数年後2019年に本ブログが始まることになります(笑)
https://kumaweb-coding.jp/blog/5140/

 

今のくまwebと山本さん

くまwebと山本さんはWordPress関連の仕事を中心に協業するようになりました。
気づけば長い付き合いになり、くまwebのスタッフが困った時には相談できる頼りになる先輩のような存在になっています。

そして年々、くまwebの仕事の幅も難易度も上がってきており、山本さんはイレギュラーな仕様のシステムや大規模案件のような管理の大変な案件でも活躍されてます。
くまwebにはなくてはならない一人です。

そんな山本さんに最後にいくつか質問してみました!

Q.
ぶっちゃけ畑中さんってどんな人だと思いますか?

A.
一見真面目じゃなさそうに見えるんですが、すごく真面目な方だと思います。大雑把に見えてとても細かい部分までフォローしてたり、付き合いが長くなるほど良さがわかってくる方だと思います。

 

Q.
山本さんにとって理想的なコーディングはどんなコーディングですか?

A.
僕はWordPressの組み込みを行うことが多いのですが、その視点から「分かりやすいこと」「辻褄があっていること」が大事だと思います。規則性のないコードだとWordPressを組み込む際にとても時間がかかってしまうので、このへんを意識されているコーディングは良いコーディングだなと感じますね。

 

Q.
良いコーダーさんの条件はありますか?

A.
ちょっとさっきの内容と似てきちゃうんですが、全体的に統一感のあるコードを書ける方ですね。
基本的なことかもしれませんが、インデントが揃っている、パターンが読みやすい、無駄が少ないといった部分を「美しい」と感じることができるかどうかが重要だと思います。
逆にこういった部分に対して関心が無い方はスキルが伸び悩みやすいのかなと感じます。

 

Q.
山本さんのこれからのキャリアデザインはありますか?

A.
うーん。とくにないんですよね(笑)
目の前の仕事をきちんとこなしていくだけです。
あ、キャリアとは関係ないんですが、
今「第一級陸上無線技術士」の試験にチャレンジしてるんですよ。

これを取得すると、テレビ局の放送装置を扱えるようになるんですよ!
もうすでに「第一級陸上特殊無線技士」は取っちゃったんで中継車とかは扱えるんですけどね(笑)

 

Q.
え、えっと、なぜその資格を取ろうと思ったんですか?

ほら!これも面白いですよ!
周波数のパターンが分かるやつ!

ほら!ほらね!!
パターン!でた!

 

Q.
あ、無線の資格はどんなことにつかう予定なんですか?

僕はモールス通信の勉強もしているんです。
ツートントンツートントンみたいなやつ!
とても面白いんですよ!
遭難しても安心!(笑)
あ、あと電気工事士の資格もチャレンジしたいですね。


・・・ありがとうございます!とても素敵な目標!ぜひ達成してくださいね!

 

自由な山本さん

子供の頃から好きなことを追求し、大人になるまで続けることができるのはしっかりとした「技術」があるからです。
積み重ねてきた経験とスキルは時に周りを助け、結果的に自分を救うことにもなります。
これはコーディングのスキルもしかりだなーとインタビューをしていて感じました。
最後に山本さんに”これからコーダーを目指す人にひとこといいですか?”と聞いたら
「コーディングなんて本当に好きな人以外やらないほうがいいと思います」
という言葉をいただきました。
ローコードやノーコードがどんどん増えている今のウェブ制作において
コーダーの役割を考える機会も増えました。
山本さんの話していた「美しいコードを書く」という行為は、まさに「好きじゃないとできない」ことだと思います。
稼げそう、楽そう、自宅でできそうといった動機も悪くはありませんが「好きかどうか?」が一番大事なんだなと再度気付かされた一日でした!
山本さんお忙しい中、取材に応じていただきありがとうございました!

 

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